Webasto Air Top Heater
Air Top 2000ST 機能説明


調整ダイヤル

調整ダイヤルは、ヒーターのスイッチをオン/オフし、室内温度を5 ℃〜35 ℃の範囲に設定することができます。緑色のLED (発光ダイオード)が点灯時は、ヒーターが運転中である状態を表し、点滅時はヒーターの不具合が発生している状態を表示します。


スイッチ オン

調整ダイヤルで希望の温度に設定すると、ヒーターのスイッチが入り運転表示灯が点灯します。取入空気の温度が設定した温度より低い場合、ヒーターは暖房運転を始めます。取入空気の温度が設定した温度より高い場合、燃焼空気ファンのみが作動します(アイドル制御)。
その後、フレームセンサーの機能点検を行ない、この時点でフレームセンサーが「炎」信号を検出している場合は、60秒間フレームセンサーのクーリングを行ないます。継続してフレームセンサーが「炎」を検出している場合は、「故障モード」となります。その他の構成部品に不具合が発生した場合も、「故障モード」となりヒーターは自動停止します。


スタート

ヒーターのスイッチが入ると運転表示灯が点灯し、グロープラグが作動します。ファンは、最大回転速度の約50%の出力で回転します。約40 秒後に燃料ポンプが作動し、ファンの速度が徐々に高速になり、燃焼が始まります。燃焼をスムーズに行なうため、この時点では、燃料ポンプとファンは、それぞれ異なる周波数、回転数で作動します。

110 秒後(ガソリン用は95 秒後)、グロープラグの作動は停止し、炎が検出されると、直ちに燃焼は、安定状態に移ります。


再スタート

炎が検出されなかった場合は、ヒーターは再度着火を試みます。グロープラグが作動し、ファンは最大回転速度の約25%の出力で作動します。

50 秒後(ガソリン用は30 秒後)に燃料ポンプが作動し、ファンの速度が徐々に高速になり、燃焼が始まります。90 秒後(ガソリン用は65 秒後)、グロープラグの作動は停止し、炎が検出されると、直ちに燃焼は、安定状態に移ります。

再スタートに失敗した場合、燃料空気ファンは約180 秒間最高速度で運転してクーリングを行ない、ヒーターは「故障モード」になり自動停止します。

再度ヒーターの始動を行なう場合は、一度スイッチをオフにし、2 秒以上待ってから再度スイッチをオンしてください。


暖房運転
ヒーター燃焼中、暖房用の空気をファンによって取り込み、熱交換器の外側を通すことによって、暖かい空気を室内に供給します。

取入空気の温度は、コントロールユニット内蔵の温度センサー又は別付け温度センサー(オプション)により測定されます。温度調整ダイヤルでの設定温度より取入空気温度が低いと、ヒーターの暖房出力が最大能力(フルロード)まで上昇します。バーナーの寿命を延長するため、燃料ポンプの燃料供給率を10 分毎に10 秒間減少します。さらに暖房運転は、8 時間ごとに短時間中断します。


制御運転
制御運転中のファン速度と燃料ポンプの燃料供給率は、暖房出力によって決まります。この時、グロープラグは作動していません。

アイドル制御
温度調整ダイヤルで設定した温度に達すると、暖房出力は低下します。ファン速度と燃料ポンプの燃料供給率も低下します。最低暖房出力で運転中に、取入空気温度が温度調整ダイヤルで設定した温度を超えると、燃料ポンプの作動が停止し燃焼が終了します。ファンは、20 秒間 消炎のため低出力の速度で作動し、その15 秒後 元の速度に戻り、約3 分間のクーリングを行ないます。クーリング後もファン速度は維持した状態でヒーターはアイドル制御に入ります。取入空気温度が温度調整ダイヤルで設定した温度以下になると、ヒーターは再度暖房運転を開始します。温度調整ダイヤルで新たに温度を設定した場合、コントロールユニット、ヒーターが認識するまでには、多少時間の遅れがあります。

スイッチ オフ
ヒーターのスイッチを切ると、運転表示灯が消灯します。燃料がヒーターに供給されてない場合、またはヒーターがアイドル制御モードの場合、ヒーターはクーリングなしで直ちに運転を停止します。燃料供給中にスイッチを切ると、直ちに燃料ポンプが停止し、クーリング後にヒーターは自動停止します。

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